マイコプラズマ・メランコリー

マイコプラズマ感染症及びうつ病の闘病日記

今の私  (2016年11月25日現在)

 一段と寒くなってきました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。ニシタイです。

 

 今日は手始めに現在の時点の私の状態あれこれを説明しようかと思います。

 

 私は今、名古屋にある某クリニックにてうつ病の治療を、あるご縁で滋賀県彦根市にある、臨床心理士さんによる認知行動療法を行う「CBTセンター」でカウンセリングを、そしてマイコプラズマ感染症の治療のため東京都日野市にある某クリニックへの通院をしています。

 あと名古屋大学付属病院の総合診療科(疲労外来というのがあります)という所にもお世話になっていますが、ここでは慢性疲労症候群ほか、うつ病以外の病気を調べるために通っていただけで、今は補中益気湯(ほちゅうえきとう)という漢方薬を処方してもらっているくらいのものです。ただ、ここの先生の紹介のおかげでマイコプラズマ感染症を発見することができました。

 

 服用中の薬も一応挙げておきます。興味がなければ飛ばしてもらっても全く大丈夫です。

リフレックス

NaSSA(ナッサ)という新しいタイプの抗うつ剤です。副作用は日中の眠気と食欲増加くらいなもので慣れれば問題なく、今までで一番効き目を感じます。

ゾルピデム

マイスリーとも呼ぶ、いたって効果時間の短い寝つきの改善に特化した弱い睡眠薬です。

クラリス

マイコプラズマ菌用の抗生物質です。結構反動が来ます。奴はとんでもないものを盗んでいきました。

補中益気湯

正直全く効き目なし。

 

 こんな感じで、いまはこのセットに落ち着いています。以前はレクサプロとかフルニトラゼパムとかメイラックスとかも飲んでた時期もありましたが、効かないとか、逆に効きすぎるとかで止めました。

 

 環境とかですが、私は今二十歳。一度はある公立大学に進みましたが、病のせいで退学しました。それからは片田舎の実家で働きもせず抜け殻のように過ごしていましたが、最近思い切ってアルバイトを始め、療養中のフリーターになりました。

 バイト以外は通院とカウンセリング。

 あとの多くの時間はネットサーフィンしたりアニメをたしなんだりゲームしたりと、できるだけ省エネかつ退屈で心がふさがないように時を過ごしています。

 

 症状がいくらか落ち着いてきた今でも、極めて疲れやすく、常に体に鉛を流し込まれたかのような重い重い倦怠感がつきまとい、夜は寝つきが悪く睡眠も浅く、側頭部を締め付けられるかのような鈍い頭痛、胃腸の機能低下による胃もたれ、便秘、情報処理能力の低下(活字を読むのがつらくなったり、頭がうまく回らずボーッとします)、そして気分の落ち込みにより、どうしようもない、白に閉ざされた冷たい雪山の中を独りさまようような形のない絶望感と憂鬱、底なしの孤独感に襲われ、酷いと無性に死にたくなります。

 

 常に、これ以上生きることに何の意味があるのだろう。何の望みがあるのだろうと考え、自分がどうしようもなく価値のない人間に感じられ、ただひたすら、死の苦しみを味わいたくないがために、また自分の尊厳が傷つくのと家族へ迷惑をかけるのを避けるために、仕方なく生きています。世を儚み、疎み、厭に思いながら生きています。

 ただ一つだけ、今衣食住に困らず、治療体制も整っていることだけには深く感謝しています。それがあれば、日々の快楽も、休養も得られ、将来を思い描く余裕は生まれるからです。

 

 これが今の私です。

 

 どうしようもなく、救いもなく、でも首の皮一枚つないで生きています。